開催スケジュールを公開しています。
本講座では、中小企業が脱炭素社会の実現に向けて、
GX(グリーントランスフォーメーション)に取り組むための実践的な方法を学びます。
業界特化型のアプローチや実例を通じて、効果的な戦略の立案、具体的な技術の導入、
そして社内体制の構築を支援します。
脱炭素経営を推進する具体的な手法を身につけることで、
持続可能な成長と競争力の向上を目指します。
初心者から業界リーダーまで、幅広いニーズに対応したコースを用意しています。
製造業、物流、医療福祉、自動車整備など、各業界ごとに適したGX戦略を学べるコースを用意しています。
具体的な事例を基に、実務で活用できるノウハウを提供。自社に適した戦略をイメージしやすい内容です。
中小企業特有のリソース不足や社内体制の課題を踏まえたアプローチを提案します。
講師は全員、各業界の専門家。講義だけでなく、各社の課題に合わせた個別相談も実施します。
お問合せフォームよりご相談ください。
折り返し、担当者よりご連絡いたします。
貴社のご要望に沿った各GX講座・受講方法・日程等を検討し、最適なプランをご提案いたします。
内容を吟味いただき、プランを決定していただきます。
プランに沿った講座・受講方法・日程・人数等を選択していただき、
お申し込みいただきます。
実際に各GX講座を受講していただきます。
規定数の受講や修了テストに合格ののち、受講修了証明書の発行をおこないます。
※受講は対面・集合形式やオンライン形式(同時双方向型通信訓練)での実施になります。
※企業派遣型の受講方法をご希望の方はお問合せください。
2020年に菅首相(当時)は「日本が2050年までにカーボンニュートラルを目指す」及び「2030年度に、温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指す。さらに、50%の高みに向けて、挑戦を続けていく」ことを宣言しました。
この宣言はこれまでの2030年度の温室効果ガス削減目標を大幅に引き上げるとともに、カーボンニュートラルの達成時期を大きく前倒ししました。
(出典:環境省・資源エネルギー庁・経済産業省)
GXとは、「グリーントランスフォーメーション」の略。
2050年カーボンニュートラルや、2030年の国としての温室効果ガス排出削減目標の達成に向けた取組を経済の成長の機会と捉え、排出削減と産業競争力の向上の実現に向けて、経済社会システム全体の変革がGXです。
(出典:経済産業省)
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)やCDP(気候変動に関する情報開示)など、世界的な情報開示の取り組みではサプライチェーンでの温室効果ガス(GHG)排出量の算定が求められています。
GHGプロトコルと呼ばれるGHG排出量算定の国際基準があります。GHGプロトコルでは、企業としてどのくらいの排出量があったのかの直接排出のみならず、サプライチェーン全体(間接排出)での算定もおこないます。
現在、東京証券取引所プライム市場に上場している企業については、TCFD基準での情報開示が求められています。GHGプロトコルを用いて、サプライチェーンを構成する企業の情報を収集して、各カテゴリーに対応した算定が求められています。
つまり東証プライム市場上場企業と取引がある企業は、GHGプロトコルに基づいたサプライチェーンでの排出量削減に貢献する必要があります。
現在、私たちは急速な社会構造の変化に直面しています。気候変動や持続可能な社会の実現が求められる中、企業は利益追求だけでなく、「グリーントランスフォーメーション(GX)」への取り組みが必要です。企業成長の鍵は、環境対応に精通した人材の育成にあり、経験豊富な社員に新たな視点やスキルを習得してもらうことで、変化への対応力と成長基盤を強化できます。
こうした背景から、私たちはGXリスキリング講座を提供し、社員が新たな知識とスキルを習得し「GX社員」として活躍できるよう支援しています。本講座は、これまでの経験や知識を活かしつつ、環境対応型の業務へ挑戦できる内容を重視しており、時代のニーズに応える実践的なプログラムです。リスキリングは単なる知識補完ではなく、GXへの理解を深め、持続可能な経営を支えるスキルを磨くことを目指します。
また、社員が「GX推進役」として新たな役割を担い、経営に貢献する実践的内容を盛り込んでいます。私たちは本講座を通じ、企業と共により良い未来を築きたいと考えています。新たなスキルでGX推進力を高め、持続可能な経営を共に目指してみませんか?
バナーより各コースの詳細が確認できます。
●GXの基礎知識と重要性
GXとは何か?なぜ今、企業にとって重要なのかをわかりやすく解説。
●サステナビリティの基本概念
持続可能な社会と経営のつながりを学び、企業価値向上につなげる基本原則を紹介。
初心者向けにわかりやすく丁寧に説明することを重視しています。
難しい専門用語は使わず、日常の業務に置き換えて解説します。
●GX入門講座
GXを取り巻く国際的な潮流、国内外の政策、ビジネス機会を学びます。
●気候変動とビジネスリスク
気候変動が企業経営に与えるリスクと、それをチャンスに変える方法を事例を交えて解説。
各業界の最新事例を基に、GXを経営戦略としてどう活用するかを考えるコースです。
●GX戦略設計・ロードマップ
自社の現状を分析し、削減目標達成に向けたロードマップを構築します。
●脱炭素技術の基礎と応用
エネルギー効率化技術、再生可能エネルギー導入方法、新技術などの技術的な選択肢を学びます。
具体的な技術導入や、コスト削減と環境負荷低減を両立する戦略を学び、
実務にすぐに生かせる内容と将来を見据えた提案を提供します。
●GX推進に必要なマネジメントスキル
プロジェクト管理、社内合意形成、効果的なリーダーシップの手法。
●社内外コミュニケーション戦略
社内従業員やステークホルダーに対するGX戦略の伝え方、反対意見への対応法。
リーダーシップスキルに加え、プロジェクト管理やチームビルディングを学べる、実践的な内容です。
●製造業界向けGX実践コース
エネルギー管理、生産プロセスの効率化、排出削減のための技術導入。
●物流・輸送業界向けGX実践コース
車両の電動化、輸送ネットワークの最適化、倉庫管理の効率化。
●医療・福祉業界向けGX実践コース
エネルギー消費の削減、医療廃棄物の管理、環境に優しい医療設備の導入。
●自動車整備業界向けGX実践コース
整備工場のエネルギー効率化、排出ガス削減、グリーン整備技術の導入。
●建設業界向けGX実践コース
建築資材の環境配慮、ゼロエネルギービルディング(ZEB)設計、建設現場の効率化。
●プラントメンテナンス業界向けGX実践コース
設備管理、エネルギー消費の最適化、リニューアル技術の導入。
各業界の現在の状況や今後の予測、実際の事例を交えながら、
業界ごとの課題を解決する実践的なアプローチを学びます。
●GX戦略と企業価値の向上
GXを通じて企業価値をどう高めるか、戦略的なアプローチを学びます。
●実践的削減の進め方
自社の削減目標を達成するための具体的なアクションプランを構築。
GXを通じて企業の競争力を高める方法を学び、
長期的な企業成長を実現するための戦略を習得します。
京都大学経済学部卒業、
大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了
大阪大学大学院人間科学研究科 特任研究員
温室効果ガス排出量算定人・検証人
ISO9001(品質)・ISO14001(環境)・ISO45001(労働安全衛生) 主任審査員
コンサルティング会社経営、公益社団法人理事、社外監査役(東証スタンダード企業)
平成10年(1998年)にISO9001、平成14年(2002年)にISO14001のそれぞれ主任審査員講習合格。20年以上に渡り、品質マネジメントシステム・環境マネジメントシステム構築業務やUKAS審査機関での品質・環境審査員活動を実施。
建設工事(土木・建築)、ビルメンテナンス、廃棄物処理、プラントメンテナンス、金属プレス、電気機械器具製造、自動車整備、介護、医療、ウェブコンテンツ制作、ホテル・旅館、司法書士・社会保険労務士、各種議員活動などの各業界の審査や業務請負を経験。情報システム、総合企画、営業、生産管理、総務・庶務、監査役、役員などの企業業務を経験。企業全体を俯瞰した様々な角度からのアドバイスをおこなってきました。
東京農業大学 地域環境学部卒業
経済産業省 中小企業庁認定 中小企業診断士
ISO14001(環境) 14064(検証)取得
温室効果ガス排出量算定人・検証人
20年以上、中小企業の経営戦略を支援。小売業やサービス業、建設建築業、物流、自動車整備、介護、医療などの支援を経験。販売促進をはじめ、情報システム、総合企画、営業など様々な角度からの支援を行ってきました。
人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)のGXに該当する可能性があります。詳しくは御社の該当する都道府県労働局の支給申請窓口にお問い合わせください。
●厚生労働省・人材開発支援助成金 総合案内
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html
※上記ページの「■事業展開等リスキリング支援コース」から「パンフレット詳細版」をご参照ください
厚生労働省の人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」により、大企業の場合は60%、中小企業の場合は75%の助成が受けられる場合があります。
お問合せは下記フォームよりお願いいたします。
必要事項を選択・ご入力の上、「入力内容を確認する」ボタンをクリックしてください。